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[2024年9月号] 安永秀樹前図書館長に感謝!

菊池市立図書館の土台を築いた安永秀樹前図書館長に感謝!

 

初代館長 安永秀樹氏が、本年3月末をもって退職されましたが、通算6年4ヶ月にわたって、菊池市立図書館館長として、図書館運営にご尽力いただいたことに、

この場を借りて、感謝申し上げます。

 安永前館長は、実は、初代館長以前の

図書館建設から関わっておられ、私たち

菊池市図書館友の会の前身「菊池の図書館を考える市民の会」(平成25年10月準備会発足)と話し合う場におられました。

 菊池市は、図書館に対する市民の会の要望を聞き入れ 、現在の生涯学習センターの1階図書館2階公民館、菊池市直営となり、その細部について、安永前館長が市民の会との話し合いを重ね、平成29年11月オープンに至りました。その間市民の会の要望事項に耳を傾けていただき、図書館のハード、ソフト共に要望事項の大半は実現して頂きました。

 菊池市立図書館が世界のインテリア建築専門誌から、「ゆっくり過ごしたい世界の図書館・書店」世界のベスト12に選ばれました。菊池川と菊池渓谷をモチーフにした流線形の書架の流れ(ブックリバー)をデザインしたことが評価されたのです。その他国内国際のデザインの賞を沢山いただいています。

 安永前館長は、多文化共生として、外国人の日本語教室や外国人の集いを催したり、菊池文化研究所を立ち上げ菊池一族に関わる若手研究者の育成、発表の場を提供し、またアーカイブ等デジタル化への対応など、菊地市立図書館の土台を築いてこられました。

 その他、会計年度職員の図書司書の待遇改善と小中学校への司書派遣など、司書職域改善にも意を尽くされました。指導を受けた司書の皆さんの力量向上も、素晴らしいものがあります。

 後任の松寺館長は、更に「電子図書館」の充実に努めたいとの抱負でした。

 なお、このような安永前館長の功績に感謝の意を込めて、8月27日、友の会事務局メンバーにて、慰労会を催しました。

                             友の会事務局長 井藤和俊

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