実用書紹介「認知症予防におすすめ 図書館利用術」
結城俊也著 日外アソシエーツ発刊
中高年になって、記憶力の衰えを感じる方は多いと思います。記憶力の衰え=認知症というわけではありませんが、認知症の予防は記憶力の維持につながるのではないでしょうか?
認知症予防に役立つライフスタイルは、適度な運動、知的活動、社会的交流、バランスのとれた食事と言われています。
図書館はそのようなライフスタイルを維持する格好な場所になれるのではありませんか?
図書館まで自宅や職場が近い人は、急ぎ足で歩く、図書館で本を探し、調べものをする、図書館で出会った方と友人になる、食事はともかく、こんな場所になれるのではないでしょうか
菊池市立図書館で見つけた「認知症予防におすすめ 図書館利用術」を紹介します。
第一冊「認知症予防におすすめ 図書館利用術 フレッシュ脳の保ち方」2017年発行
第二冊「認知症予防におすすめ 図書館利用術2 読書・朗読は脳のトレーニング」2018年
第三冊「認知症予防におすすめ 図書館利用術 『調べる力で脳を活性化』」2019年発行
フレッシュ脳の保ち方
認知症のもの忘れ⇒食べたこと(体験)そのものを記憶していない
加齢によるもの忘れ⇒何を食べたか(一部)が思い出せない
ワーキングメモリとは⇒行動するときに必要な記憶を一時的に保存し、必要な時に引き出すような記憶⇒作業が終れば忘れても良い記憶⇒ワーキングメモリによって、段取り良く日常生活を送れる⇒認知症になるとワーキングメモリが衰え日常生活に支障が生じる
図書館のボランテイアで、記憶力維持を!
① 返却された本の配本配架作業のボランテイアでワーキングメモリを鍛えよう
② 本のタイトルと著者名を覚えて海馬に新鮮な刺激を送ってあげよう。記憶力アップ!
③ 本棚の本を取り出す、元の位置に返す作業で手を動かす(リーチング)で脳の活性化!
菊池市図書館友の会は、図書館ボランテイアとして、配本配架作業のボランテイアをしています。こんな効用があるとは知りませんでしたが、皆さん 休館日以外はいつでも「配本配架ボランテイア」はできます。
(文責 事務局 井藤和俊)
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