図書館長としての抱負 松寺盛親菊池市立図書館長
2024年4月1日付けで菊池市立図書館長を拝命しました松寺盛親です。
菊池市のシンボル的な存在の一つとして重要な役割を担う菊池市立図書館の館長という重責を拝命し、大役に身の引き締まる思いでおります。
プライベートで読書が大好きな家族と共に、様々なシーンで図書館を利用させて頂いておりましたので、少しでも恩返しができる機会が与えられたことを光栄に思っております。
前任の図書館長安永秀樹氏を初め菊池市図書館友の会の皆様方や関係各所の方々のこれまでのご尽力を最大限に受け継ぎ、微力ではありますが、非力を振り絞って更なる菊池市立図書館の発展のために精一杯務めて参りたいと思います。
さて、図書館長就任を受けたとき、私の胸中に思い浮かんだのは、平成29年11月25日の菊池市中央図書館開館時に掲げられた「市民と共に学び・育つ ひとづくりまちづくり図書館」という基本理念でした。既存の他の図書館とは一線を画したその理念に大いに感銘を受け、菊池川をイメージし流線形を大胆に取り入れたブックリバーと呼ばれる書架に感動したことを思い出します。
そのような素晴らしい図書館ですが、現在、安永前館長から引き継いだ重要な課題に電子図書館の充実があります。昨今の電子書籍化の流れで、冊子体としての書籍を直接閲覧する機会は徐々に減ってきておりますが、代わりに電子媒体を通して情報を収集する流れは加速しており、それらをハード・ソフト両面から支援していくことは、図書館ならではの重要な役割であると考えており、引き続き充実させていきたいと考えております。
これからも、菊池市の本と人、人と人とをつなぐ町のコミュニティースペースとして、
そして様々な文化事業を通し地域とのつながりの活性化を目指して、さらなる充実を図っていきたいと考えております。皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。
2024年4月
菊池市立図書館長 松寺 盛親
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