菊池市立図書館長に、松寺盛親氏
菊池市図書館友の会 代表 坂本敏正
菊池市の令和6年度の人事異動が、4月1日付けにて行われ、菊池市立図書館長には、松寺盛親氏が着任されました。
松寺館長は、旭志支所市民生活課長からの異動です。
前任の図書館長安永秀樹氏は、3月31日付けを持って退職されました。
松寺新館長は、穏やかな人柄で親しみやすい方です。市民にも、職員にも、愛される館長となられることでしょう。新任の
松寺図書館長には、今後大いに期待します。
松寺盛親新館長
安永前館長におかれましては、菊池市立図書館建設及びその後の図書館運営には、たいへんご尽力いただきました。
菊池市立図書館は、「ゆっくり過ごしたい世界の12の図書館・書店」のひとつに選ばれました。菊池川をモチーフにした長さ100メートルの書架が大きな曲線を描くように置かれています。
2017年に開館し、毎年20万人前後の来館者があり、コロナ禍の影響下にあった2022年(令和4年)においても、16万人を超える来館者がありました。
中央図書館のみならず、分館の七城図書館、旭志図書館の改築、泗水図書館の充実にも
力を注ぎ、地域の皆さんに喜ばれています。
図書館の様々な催しには、職員の積極的な参画・意欲を引き出し、お話し会、コンサート、落語会、外国人との交流会など、職員が企画運営する図書館に育てられました。
なお、安永前館長は、図書館職員の待遇改善にも尽力されていました。
安永前館長の功績は、語り尽くせぬものがありますが、定年後のお勤めでもあり、新しい人生に踏み出されることを祝福したいと思います。
安永前館長が築いた菊池市立図書館が、松寺新図書館長のもとで、更に市民に愛される図書館になりますことを、心より祈念いたします。
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