「数学ガールの秘密ノート」学ぶための対話
「『数学ガールの秘密ノート』学ぶための対話」 結城 浩 著 SB Creative出版
これは面白い!高校生の時、この本に出合えたら、今頃数学者かプログラマーになっていたかも?(冗談)
数学が嫌いな人、苦手な人も、一度この本を開いて見たらどうでしょう?きっと興味が湧きますよ。
夏休みの頭の体操に最適かも?
菊池市中央図書館で見つけました。
高校生の「僕」が女子中学生二人に、数学を基礎から教える本ですが、その語り口が読んでいて楽しい。
<白紙の紙に、縦にY軸、横にX軸の線を描き、Y=Xの線を引く。実はこの線(Y=X)は、無限に伸びている。これを「座標平面」という。Y=Xという数式は「図形を数式で表す」ことなのだ>
こういう説明(この本の文章そのものは、3人の会話として進められている)を読んだら、私にも、その意味がわかってきました。
この「数学ガールの秘密ノート」はシリーズです。
「式とグラフ」「整数で遊ぼう」「丸い三角関数」「数列の広場」「微分を追いかけて」
「ベクトルの真実」「場合の数」「やさしい統計」「積分を見つめて」「行列が描くもの」「ビットとバイナリー」(各々 本体1200円+税)
テーマは難しそうに見えますが、文章は易しくわかりやすい女子中学生相手の会話です。
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