七城小学校「読み聞かせ」
七城小学校は、コロナ禍で休んでいた「読み聞かせ」を6月12日再開しました。地域の12名方々が、早朝8時25分から15分間各々担当するクラスで、自分が選んだ教材を使って読み聞かせします。
私(筆者)は6年2組担当の隈部さんの読み聞かせを傍聴しました。
隈部さんが手にした教材は、隈部さん手作りの七城町の歴史の紙芝居です。
隈部さんは、ゆっくりとまた明瞭に6年生の児童にかたりかけます。児童たちは神妙な面持ちで聴き入ります。
七城町はお米が美味しい。どうしてでしょう?それは阿蘇山と関係があります。阿蘇の大噴火、これは大きなものが4回ありました。その噴火でできた断層と地層が稲作に適した土壌を作り、豊富な湧き水となり、菊池川となって美味しいお米を作っています。
隈部さんの紙芝居は続きますが、時間がきて、次は次回のこの時間にお話しますと結びます。
六年生担当の先生は、隈部さんをねぎらいながら、「自分たちは小学校でこんな話は聞かなかった。今日の話しは、先生である私達にも有意義でした」とほほ笑んでいました。
図書室にもどり、図書司書の先生と今日の様子を語り、中学校の郷土の授業につながれば、子供たちの興味と理解が深まるでしょうとうなづかれていました。
図書室は整然と明るく、図書が学年別テーマ別に整理され見やすく並べられていました。
図書室で待機する読み聞かせの人々
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