西瀬橋 流失した中央部分に仮橋を架ける工事中
令和2年7月3日4日にかけての線状降水帯による球磨川のかってない大規模な氾濫により、人吉球磨地方の住民は死者行方不明者65名住宅被災9,109棟という甚大な被害を受けました。
2ヶ月近く経過して、徐々に復旧も軌道にのってきましたが、コロナ禍の影響も重なり、
生活再建にはまだまだ道は遠いようです。引き続きの支援は欠かせません。
住宅を失った被災者のための公営住宅が建設されつつあります(写真1)
拝殿幣殿の床上1メートル以上浸水した国宝青井阿蘇神社も、8月18日「夏越祭り」で参拝者の茅の輪くぐりを執り行いました。(写真2)
人吉市図書館は、市庁舎2階のため浸水被害は免れましたが、職員が避難所運営などに張り付き、コロナ対策もあり、貸し出した本の流出や汚染のため、通常運営に復帰するのは、まだ先になるという図書館長の話でした。(写真3)
芦北町では、県立図書館の支援で「芦北町臨時図書館」が開設されました。(写真4)
(写真1)住宅を失った被災者のための人吉城跡地公営住宅の入居始まる
(写真2)国宝青井阿蘇神社と茅の輪くぐり(熊日 8月19日付け転載)
(写真3)閉館中の人吉市図書館 (写真4)芦北町臨時図書館(熊日8月9日)
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